楽天やアマゾンで防災セットを買いましたか?
買ったら、その防災セットをどこに置いてありますか?
置き場所を間違えると、いざという時に役に立たない防災グッズになりかねません。
防災グッズを2種類のどちらのグッズかを、よく理解してしまいましょうね。
防災グッズは持ち出しする物?それとも蓄えですか?
防災グッズをいろいろ集めて全部を防災セットとしておけば、いざの時に安心ですか?
どんな災害がいつ来るかはわかりませんが、来た災害によっては1分1秒を争って逃げなければならない時もありますが、15分とか1時間くらいで家を出ればよい時もあります。
一刻を争う緊急避難の時には、前から用意してあった防災セットを掴んで逃げ出せればいいのです。
その防災セットとして持ち出す防災グッズは、内容は3日間分の食料と飲料水などではありません。
1日ぐらいで家に帰るつもりで考えましょう。
ですから、懐中電灯とか救急セットとかを入れておきます。
水は500ミリリットルもあれば十分で、食料はなくても問題はありません。
3日間生き延びるための防災グッズは、全部を持ち出すことは困難です。
基本的には一度逃げた自分の家に戻ってくることができると考えますから、それらは持ち出すのではなく蓄えになります。
食料や水などは3日間分といわず豊富に用意しておけば、助かることが多いです。
防災グッズの置き場所がよければ役に立つ!
緊急避難用の防災グッズを入れた防災セットで、何より大事なのは置き場所です。
どんなに良い物を入れても、それを見つけて、持ちださなければ意味がありません。
ですから、防災セットの置き場所は、サッと取って逃げられる場所でなければなりません。
枕元に置いておけば、取りやすいですが、家具に下敷きになって取れないこともありえます。
玄関に置けば、多くの場合は避難通路ですから、取りやすいですね。
可能なら枕元と玄関の両方に置いておけば、どちらは取れる可能性があります。
特に、枕元は寝室の数だけ置くことが考えられます。
実際には費用がかかりますから、どこまで揃えるかは考えてください。
緊急避難用の防災グッズを入れた防災セットを押入れの中に置くなどは、それを探す時間がないことがありますから、できるだけ避けましょう。
押入れに置くのは、3日間を生き延びるためのグッズです。
他にも、庭に置く、埋めるとか自動車に積んでおくなどをするのは、同様に緊急避難用の防災グッズではありません。
防災グッズを備蓄するのは何を?
緊急避難用の防災グッズではなく3日間を生き延びる、それもできるだけ快適な生活を送るためのグッズは、防災セットとして枕元や玄関に置く必要はありません。
取り出すのに1時間かかっても問題はありませんから、置き場所は普段使っていないような場所でいいのですが、何を揃えておくかが問題になります。
首都が壊滅的な被害を被る大地震などの場合は、ライフラインが3日で復旧するとは限りませんし、被災者の数も想定外なこともあり得ます。
ですから、3日間の食料品と水は必須ですが、可能なら1週間とか2週間とか用意した方がいいです。
実用的な物だけでは味気なくなりますから、お菓子なども用意しておきましょう。
また水をもらう場合はポリタンクや折りたたみ式の水タンクがあると助かりますし、それを運ぶカートやキャリアもあると嬉しいです。
衣類はもちろん必要ですが、さらに雨具や防寒具も必要です。
その他にブルーシートやテントなども用意しておけば、役に立つことも多いです。
自宅のトイレが使えなくなった場合を考えたら、簡易トイレも用意しておきましょう。
あと、サランラップやウエットティッシュやビニール袋などは何かと使いみちがあり重宝します。
詳しくは防災グッズのセットのおすすめを見てください。
まとめ
あくまで緊急避難用の防災グッズの置き場所が大切なことはわかっていると思います。
しかし、わかっているのと、実行するのは別ですから、かなり多くの方が、緊急時に取り出せない所にしまっておいてしまうのです。
最低3日間は生き延びるためのグッズと緊急避難用のグッズを区別しておくことをしましょうね。